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4.152022
雛留め
観音寺様では本堂、客殿共大工工事が順調に進んでいます。
本堂の瓦葺きがいよいよ明日から始まるので楽しみです。
さて今日は大工さんの技術について紹介したいと思います。
その技術とは「雛留め(ひなどめ)」
雛留めとは、長押(なげし)の納まりに用いる仕口の事です。
長押とは住宅の座敷において、鴨居上部に取り付けられる化粧材で、台形になっています。
長押を床柱の途中で見切る際、蟻ほぞ差しにして2つの材を組み合わせて、
小口を見せないようにしています。
※木造建築用語辞典参照
この技術を客殿棟梁の小中原さんが玄関付け巾木に応用し、
玄関サッシとの取り合いを綺麗に納められていました。
上面の面取り部分も小口が見えないようにしてあります。
こういう細かいところに気を配れるところが、
さすがです‼︎
当の本人は「当たり前やろ」と一言。
•••かっこええ(笑)
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