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雛留め

観音寺様では本堂、客殿共大工工事が順調に進んでいます。

本堂の瓦葺きがいよいよ明日から始まるので楽しみです。

 

さて今日は大工さんの技術について紹介したいと思います。

その技術とは「雛留め(ひなどめ)」

雛留めとは、長押(なげし)の納まりに用いる仕口の事です。

長押とは住宅の座敷において、鴨居上部に取り付けられる化粧材で、台形になっています。

長押を床柱の途中で見切る際、蟻ほぞ差しにして2つの材を組み合わせて、

小口を見せないようにしています。

※木造建築用語辞典参照

 

この技術を客殿棟梁の小中原さんが玄関付け巾木に応用し、

玄関サッシとの取り合いを綺麗に納められていました。

上面の面取り部分も小口が見えないようにしてあります。

こういう細かいところに気を配れるところが、

さすがです‼︎

 

当の本人は「当たり前やろ」と一言。

 

•••かっこええ(笑)

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