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ひとつずつ焦らずに

今年の初め社長から下記の宿題を頂きました。

「細見くんには今年中にお寺の図面が書けるようになることと、お寺の現場管理ができるようになること」

 

自ら体を動かし工事に参加し、会長や大工さんに色々と質問しながら、

基礎や軸組の事、屋根の事、漆喰の事など覚えたことも増えてきましたが、

ご住職や浜屋さん(仏具屋さん)などとお話しするたびに、

お寺の事、仏具の事など、細かな部分の知識はまだまだ不足しているなと感じています。

 

今年も早半年が過ぎましたが、ひとつずつ焦らずに身につけていこうと思います。

 

今日は仏像や曼荼羅について少し書いてみようと思います。

客殿の会議室には仏間があり、真ん中には「大日如来像」が座り、

左脇には「金剛界曼荼羅」、右脇には「胎蔵界曼荼羅」を掛けます。

 

大日如来」については、下記を参照しています。

https://www.butuzou-world.com/dictionary/nyorai/dainichinyorai/

 

大日如来とは、すべての生き物の根本となる仏のこと。

密教では大日如来は宇宙の真理を現し、宇宙そのものを指します。

また、すべての命あるものは大日如来から生まれたとされ、

釈迦如来も含めて他の仏は大日如来の化身と考えられているようです。

 

金剛界曼荼羅」「胎蔵界曼荼羅」については、下記を参照しています。

大日如来の智慧を表現した「金剛界」おさえておきたい曼荼羅の基本

大日如来の慈悲を表現した「胎蔵界」おさえておきたい曼荼羅の基本

 

曼荼羅は、密教の悟りの境地である宇宙の真理を、仏や菩薩を配列した絵などで視覚化したもの。

中でも両界曼荼羅は、密教の二大経典(両部の大経)である『大日経』と『金剛頂経』の教えを表したものである。

両界とは、真言密教で説く、胎蔵界と金剛界というふたつの世界とのことです。

 

完成時には実物が拝見できますので、そこでもまた勉強できればと思います。

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コメント

    • 中井章博
    • 2022年 8月 06日

    少しづついろんなことを知ってほしいと思います。宗教がわからないくて本当の寺院は建てられない、「五意達者」を篠山産業高校生にも教えましたが、先生は知らないと思います。ひとづつ勉強してほしいです。

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