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生命力を感じる樹形

当社の作る庭作りには冬に葉が落ちる落葉樹を多く使います。

冬に葉っぱがなくなるのって、なんだか殺風景だな、、、なんて思われがちですが、

庭木、本来の美しさは冬の姿が一番です!

葉が落ちてその木、本来の姿があらわになり、森の中で成長を競い合って育ってきた荒々しい姿に生命力を感じます。

山でいろんな条件に耐え忍んで育った木って、すごくかっこいい姿をしています。

こうした生命力を感じる樹形は、冬がまた良い!

 

葉が落ちて枝振りがよくわかるので剪定もしやすいです。

山で育った自然樹形は剪定しない方が柔らかく枝が伸びて綺麗ですが、中には気にいらない方に枝を伸ばすこともあります。

枝を切る位置によっては、せっかくの美しい樹形が台無しになってしまいます。

ポイントはいろいろありますが、まずは「鋭角に伸びる芽や枝のすぐ上で切る」です。

また、上の写真のAの部分で切るのとBの部分で切るのとでは、枝が伸びる方向が変わってきます。

「この枝を切って右に伸ばそう」とか「この枝は来年まで伸ばしてから切ろうか」とか色々と考えながらず~っと冬の庭木を眺めるのが好きです。。(笑)

時間を見つけては、お気に入りの椅子を持ち出して、ウッドデッキで庭を眺めています。

近藤のマニアックな冬の楽しみ方でした。。。

 

 

 

 

 

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