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原寸書き

6月12日、お寺の新築工事に伴い、事務所にて木材検査を行いました。

 

丸柱、地棟、繋梁、丸桁(ガギョウと呼びます)、野桁などを役員さんに見て頂き、

実際に使われる材料の大きさに驚かれていました。

 

検査が終わると、原寸図書きへと移っていきます。

原寸図とは、実際に作る建物と同じ寸法を図面にしたもの。

倉庫の壁面を使って書いていきます。

 

基準墨を打って、まず向拝(ごうはい)から。

その後、縋破風(すがるはふ)、隅木周辺の原寸書きです。

難しい言葉が飛び交い、頭の中が真っ白になりかけていましたが、

谷後さんからひとつひとつ教えてもらい、

図面にメモを取りながら、何とかかんとかついていっています、、、(多分)。

 

こちらは向拝(ごうはい)のてりを玉鎖で確かめている様子です。

カテナリー曲線と言うそうで、この落ちの寸法を決める所が設計の腕の見せ所だと、

会長がおっしゃっていました。

 

次はこの原寸図から型枠を作り、木材へ墨付けをしていきます。

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