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一眞坊様 リニューアル中!

篠山の今田町にある有名なお蕎麦屋さん一眞坊様の改装工事をさせていただいております。

昨日、大きな囲炉裏を5人がかりで移動させ解体工事スタートしました。

お店部分の床がきれいになくなりました。

新しい床に採用いただいたのは杉の無垢板です。一般的なフロアですと厚み15mm程度ですが今回 一眞坊様で使わせていただくのは39mmもあります。

杉はたくさんの空気を含んでいる材料です。空気をたくさん含んでいるということは温かく保温性、断熱性に優れています。

アパートなどによく使われている合板フロアと比べると一目瞭然です。

 

杉の特徴として、空気をたくさん含んでいるおかげで柔らかい素材です。

傷もつきますがどの材料にも一長一短あります。

傷はつきにくいけど冬は冷たいし、夏はベトベトする床と、傷はついても温かくてさらっとしていて素足がきもちいい床と、

どちらが心地よく生活できるかを考えると、靴を脱いで部屋にあがる日本人に杉は最適な床材だと思います。

床の傷は見慣れますが、冷たいのは慣れません。

 

そんなあたたかい杉板を一眞坊の小川さん夫婦がバーナー仕上げにされています。

バーナーで焼いて、真鍮ブラシでこすると、きれいに木目が浮き上がっていました!

 

最後にワックスで仕上げると、とてもきれいな浮作り加工の床板が出来上がっています。

 

 

素足で歩くと気持ちがよさそうです。

店主様直々に焼かれた温かい杉床が張られた一眞坊さんにぜひお蕎麦食べに来てください。

3/1オープン予定です。

 

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