未来の技術者たちへ

9/1~9の間当社が所属する若手工務店の会「住倶楽部」と神戸芸術工科大学+ドイツのJade大との産学連携事業「篠山古民家再生☆活用事業」が行われました。今年度は「古民家」と名前はついていますが当社の最寄りのバス停を建て直すワークショップを行いました。芸工大の学生総勢25名+ドイツの学生10名が私の家に泊まり込み寝食共にして頑張ってくれました。初めて触る道具や電動工具にびくびくしながら作業をしていましたが最後には一人前に使えるようになっている学生もいました。

また普段は怒られたり、キツイ事も言われ慣れていない学生たちですが早速、先代社長の「ポケットに手を突っ込んでんじゃねー」のお叱りから入った学生。きっとびっくりしたでしょう。

特にドイツの学生は9日間休みなく作業をしてくれました。慣れない土地で話も通じずストレスもたまっていたかと思いますがなか日の休暇を兼ねた篠山散策も何人かの学生は作業を続けたいと散策にいかず休日返上で頑張ってくれました。

また最終日には帰国の時間を遅らせて最後まで熱心に作業をしてくれた学生もいました。ドイツは日本人に似て勤勉だと聞いていましたがドイツ人のほうが日本人よりはるかに真面目だと思います。

私は学生たちと一緒にお風呂に入ったり食事をして若い学生たちが将来「建築家になりたいんです」「現場監督になりたいんだ」「大学で建築を教える教授になりたい」と夢を語ってくれたことは私にとって一番の思い出となりました。

今回のワークショップが学生にとって良かったか、悪かったかは私にはわかりませんが私にとっては非常に有意義な体験でした。

また今回は私の提案したワークショップの為に非常にたくさんの方々にご迷惑をおかけし、またお力添えをいただきました。

この場を借りて感謝申し上げます。大変お世話になりました。

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コメント

    • ceramic art workshop
    • 2016年 12月 07日

    Dear Masato, the ceramics we made in Sasayama arrived safely today. Thank you very much.
    Kind regards. Julia

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