スタッフブログ
11.112019
S’s house story~完成~
先日、S様邸新築工事のお引渡しをさせて頂きました。
コンパクトで使い勝手の良い建物に仕上がりました。
リビングは桜の床板と珪藻土クロスでやさしい雰囲気に。。
雰囲気造りに一役買っているのが木製の建具。
タモの板とウォールナットで作ったシンプルで素材感のある建具。
スイッチもシンプルでオシャレ。
完成見学会に来られた方に好評だったのが畳コーナー。
皆様、ソファーいらずで、ごろんと寝転がってテレビを見れるのがいいなぁといって頂けました。
リビングやキッチンとひとつながりの畳コーナーはくつろぎながら家族とコミュニケーションが取れるのも魅力のひとつ。
小上がりにして畳下は引出し収納になっています。
畳は和紙をコーティングした、和紙畳を採用いただきました。
イ草の畳に比べ、何年たっても日焼けしにくく、ひっかっき傷にも強く、ダニも発生しにくいのが和紙畳の特徴です。
撥水コートされた和紙で編んであるため、子供さんがジュースをこぼしても大丈夫。
杉の格子で緩やかに空間を区切っています。
続いて好評だったのが2階に設けた物干し部屋。
この時期外に干していると必ずと言っていいほど洗濯物に潜り込んでいるカメムシ。
我が家では子供たちの着替えに恐る恐る腕を通してカメムシチェックをさせられるのがお父さんの日課になっています。(涙
ほんと、うらやましい物干し部屋。
たくさんの光を取り込める様大きなFIX窓を設けています。
カメムシの季節、花粉の季節、雨の日、雪の日、一年を通して大活躍しそうなお部屋です。
でも、やっぱり洗濯物は太陽に当てて乾かしたい。そんな時も大丈夫。
物干し部屋から直接屋根上のウッドデッキに繋がります。
繋がりといえば、建物の内と外。
中井工務店では、建物だけでなく建物の外の空間もプランニングに入れています。
それは、生活は外部(自然)と密接に関係していて、外部を取り込んだプランが毎日の生活をより豊かなものにできると思うからです。
実際、過去のお引渡し後の多くのお客様にリビングと繋がる大きめのウッドデッキとそのウッドデッキに繋がる庭での生活を楽しんでいただいています。
目隠しになる高さの塀にリビングと向かい合うようにベンチをつくりました。
天気のいい日には外で寛ぎながら、家の中の人と会話ができる仕組みです。
この植栽工事はS様と一緒に植えたものですが、慣れないスコップや工具を使って頑張って頂いたその日のお昼、
夫婦ふたりでこのデッキベンチに腰かけて、植栽越しにマックをほおばる姿がとても微笑ましく、カメラを持参してきてなかったことを後悔しました。
外観は黒のガルバリウム鋼板と木部とのコントラストがカッコよく仕上がりました。
下の絵は、打ち合わせ当初、リビングから出れる位置にウッドデッキを大きく造って、デッキの上で大きく木陰を作る様にもみじを植えて、ベンチに座ってデッキで子供たちと遊んだり、食事をしたり、キッチンに立つ奥様と会話をしたり、、、
そんなセカンドリビング的なウッドデッキはいかがですか? とご提案させて頂いた時の一枚です。
お客様には、建物が完成する前の段階で、完成後の生活をイメージして頂くのはとても難しいことだと思いますが、
完成後、S様にはこのウッドデッキをとても気に入って頂けた様子で、ホッとしています。
気候のよい季節には夜のウッドデッキでも楽しい思い出がたくさん作れそうな気がします。
S様にはお忙しい中、建築当初よりインスタグラムで工事の様子を綴って頂きました。
無事、イメージ通りの家が完成しました。
S様、インスタの投稿ありがとうございました。(S様邸インスタはここをクリック)
これからもよろしくお願いいたします。
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