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黄安(こうあん)仙人

ついにこの日がやってきました。

黄安(こうあん)仙人が亀とともに、

屋根へと鎮座されました。

 

黄安仙人は、前漢・武帝の時代の仙人(道教の思想)で、

亀仙人、亀乗り仙人とも呼ばれているそうです。

この亀は3000~4000年に一度、水面に顔を出すといわれ、

黄安仙人はその亀を3~4回見たそうです。

「永遠の象徴」といういわれがあるようです。

↓真言宗御室派総本山仁和寺HPより

よくあるご質問 | 世界遺産 真言宗御室派総本山 仁和寺 (ninnaji.jp)

 

 

また、亀の口を見て頂くと、口を開けているものと閉じているものがあります。

つまり「阿」と「吽」になっています。

「阿」は口を開いて息を出すこと、

「吽」とは口を閉じて息を吸うことを表し、

その気息の出入りを「阿吽」と言います。

 

「阿吽」とは元々は梵字(ぼんじ)であり、

梵字では「阿」が始めの一文字で、「吽」が最後の一文字という順番になっています。

そこから由来して「万物の始まりと終わり」という意味を持つようになったそうです。

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