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材料費高騰が止まらない!

最近は、

新築工事のお見積もりが数件、、

新築工事のプランニングに、、

増築工事のプラン提出も、、

色々と重なってしまい、今週はずっとパソコンにかじりついています。。。。

こんな調子が2月いっぱいは続きそうです。。(大汗)

 

見積もりをしていて最近常々思う事。。

『材料が高い!!』

びっくりするほど高い!!

昨年位からでしょうか、「ウッドショック」という言葉をご存じの方も多いと思いますが、木材が不足しだして、木材費がどんどん上がり出しました。

今年になり木材だけでなく、窓も設備機器も断熱材も板金もその他細かな部材も、ほぼすべての材料が値上がりしてきています。

しかも大幅に。。。

毎週のように各業者さんから値上げの連絡が入っている状況です。。。

 

これまででしたら予定の金額に納める事ができていた建物が、まったく納まりません。

これまでと同じような感覚でいると確実に予算オーバーしてしまします。

お客様も「これくらいの建物ならだいたいこれくらいの金額だろう」という感覚をお持ちだと思いますが、その感覚が、まったく当てはまらなくなっています。

 

見積もりをしながら、何とかできないものかと思案しながらパソコンに向かっています。

まずは、この状況をお客様に早い段階でご理解いただいて、共通意識を持つところから始めなければと思っています。

今までのご予算では家は建ちません、性能は下げるわけにはいきませんので、建物をコンパクトにするしかありません。

 

「今後、材料費の値段が元に戻ることはない」と言われていますので、これからのニーズとして、昔よりも【コンパクトな設計】が求められるようになってくるようです。

そこには「コンパクトな家で性能を担保する」というお客様との共通意識が大切だと思います。

建物はコンパクトでも外との繋がりをもたせて、広く暮らせるご提案をしていこうと思います。

 

(今打合せ中のお客様もこのブログを見て頂いていると信じて、今の苦しい現状をお話しました。)

見積もりをお出しするのも嫌になります。。(苦)

 

 

と、いうわけで、、

今週はまったく写真が撮れていませんが、先日完成した伝統的建造物保存修繕工事の完成写真です。

門の茅を葺き替えて塀を新しく作り直しました。

壁は周囲の建物に合わせて「灰中塗り」という仕上げになっています。

来週、篠山市の検査を受けて、お引渡しとなります。

お世話になりました。

 

 

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