スタッフブログ
4.32019
数値で表せること 数値には表せないこと を大切に考える3
■数値には表せないこと
家の住み心地、材料の手触り・肌触り、窓から見える風景など、これらは数値には表せません。
だから、家づくりのなかで、ここは大切にしたいなと思うとことがあります。
例えば床材
実家は30mmの無垢の杉(中温乾燥材)を使っています。
通常15mmの厚さのものを使いますが、暖かさ、足触り、歩行感(ふわふわしにくい)に優れていると感じています。
柔らかいので傷は付きやすいですが、浮造り加工をしてもらっているので、
傷が目立ちにくく、足裏への適度な刺激もあって、とても気持ちいいです。
子供たちは冬場でも靴下を脱いでしまって、寝転んだり、走り回ったりしています。
壁
壁の仕上げは珪藻土。
調湿性があって、冬場の乾燥が抑えれられます。
左官職人さんがつくるコテあとが太陽の光を室内で柔らかくしてくれます。
木の床と相まって、温かみを感じる所が気に入っています。
窓
窓は家の中で一番熱の出入りがあるところです。ですので、性能も大切にします。
リビング・ダイニング・和室など景色を楽しむ場所は、アルミ樹脂複合サッシ(サーモスX:LIXIL)
水回り、寝室、階段室などの場所は、樹脂サッシ(エルスターS:LIXIL)
窓の性能が良くても、壁の断熱材と比べるとまだまだ劣りますので、必要以上に窓をつけないことが大切です。
窓を小さくしましょうといことではないです。むしろ南側の窓は大きくしています。
景色の良い場所にだけ窓をつけ、それ以外は壁にするぐらいの気持ちで考えています。
ウッドデッキ
暮らしを楽しむ場所として、ウッドデッキは外せません。
リビングとつながる場所にあり、深い屋根がかかっています。
もう少し暖かくなってきたら、お茶をしたり、夜ご飯を食べたり、
本を読んだりするのもいいですね。
植栽
今回の工事では植栽工事までできませんでしたが、
離れを改修した際に、新築と離れをつなぐ庭を計画したいと思います。
庭の良さは近藤さんのブログで・・・
家づくりには色々と考えることがあって、まだまだお伝えしたいことがあります。
収納や水回りなど、またウェブ内覧会でご紹介します。
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