スタッフブログ
8.112021
庭木の台風対策は?
当社は明後日13日から16日までお盆休みです。
せっかくのお盆休みですが、天気は悪そうですね。。。
先日の台風9号10号は近畿地方には大きな被害もなく通り過ぎてくれましたが、間もなくやってくる台風シーズンに備えて、庭木の台風対策のお話を少し。。
我が家の庭木は遅く植えた物でも2.3年は経っているので、高木も根付き、そこまで心配はしていないのですが、それでもここ近年の大型台風に備えて、補強をしています。
補強の仕方にも色々あるようですが、我が家では最も簡単そうな「ロープで縛る」それだけです。
それだけでも十分過去の台風には耐えてきました。
縛るのは高木だけですが、1本に付き3か所から引っ張るように鉄杭を打って太めのPPロープで縛っています。
なるべく高い位置にロープをかけた方が有効です。
木もある程度しなって風の力を逃がせるようにロープは緩めに張っています。
杭を打たなくても建物や塀など強固なものに固定しても良いかと思います。(雨樋などに固定するのは壊れる恐れがあるので危険です)
準備してもらうものは鉄杭と太めのPPロープだけです。杭はホームセンターなどでなるべく長いものを準備してください。
庭木の台風対策は安全な時間に安全な範囲で行ってください。
また、これから植栽をお考えの場合には台風に備えた対策をしながら植えることも大切です。
植え付け後に倒れないように木の支柱を添えてあるのをよく見かけますが、自然樹形を大切に庭造りをお勧めしているため、どうしてもあの支柱が不自然で見栄えが良くありません。
そんな時には土の中に杭を打って庭木の根鉢(根の部分)にロープを掛けて高木を支える工夫をしています。(庭が完成してしまえば支柱は土の中なので見えません)
更に、樹種によっても倒れやすい木、倒れにくい木もあります。
洋風住宅には似合いそうなコニファー類やオリーブなどは、葉が良く茂る割には根が浅いため、強風で倒れやすい樹種のようです、特に気を付けてください。
近年、各地で色んな災害が増えています、防災グッズに鉄杭とPPロープの追加をお願いします。
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