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墨つけ。

こんにちわ(^o^)丿
昨日から急激に暑いですねー!
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猫もバテテいます(^_^;)
現場はもっと暑いでしょうね。ご苦労様ですm(__)m
今日は本社工場では大工さんが一人、先日地鎮祭を行った『大観寺』様の木材の墨つけ作業中です。
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墨つけとは…
建築用語辞典では『材料を加工する前に、墨つぼと墨さしを使って大工が柱材や梁材などの構造材に寸法や仕口や継手の方法を印す作業。』
と書かれています。
木材に黒い糸を張って『ピンっ』としたら黒い線がついているあれとかです。(説明が大ざっぱ過ぎる 笑)もちろん線を引くだけでなく、その木材の特徴などを見極めてどちら側に使うかなども考えながらしなくてはなりません。そしてその墨つけをした木材を『刻み』といって墨に沿って加工していきます。
現在はプレカットといってここまでの工程をプレカット工場に依頼して加工された木材を使う事が多いのですが、お寺などの特殊建築物の仕口や継手(下の写真のような)は大きな丸太梁などもあり複雑ですので当社では特に手刻することになります。(プレカットではなく大工さんの手で刻みをすることを手刻みと言います。)
松隣寺
現在のプレカット技術の性能はとても良く、プレカット主流になっていますので墨つけや刻みの出来ない大工さんも多くおられるそうですが、当社は伝統技術と本当の大工さんになる、若手を育成したいという信条で墨つけから覚え、墨つけの技術試験もある『建築大工技能士』の資格取得も積極的に勧めており、当社のほとんどの大工が一級及び二級大工技能士です。
自慢みたいに言ってしまいましたが、技術を持っているのは大工さんで私には何の取り柄もございませーん(~_~;)

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