林業の勉強2

今日は篠山市ふるさとの森づくりネットワーク会議で木材市場の初競りを見学させていただきました。

いつも仕事で扱っている木材ですが私たちが目にするのは木材屋さんから購入するきれいに製材された木材、その木材がどのような形で山から我々のもとまでやってくるのか。

また最初はいくらで取引されているのか勉強させてもらいます。

場所は兵庫県丹波市 丹波林産振興センターです。今年初めての競りということで今年一年の安全と商売繁盛を祈念して安全祈願祭も執り行われました。

 

初市ということで木材もたくさん集まっているみたいで大小さまざま、樹種も様々な木材が並んでいました。

通常の市ではここまで木材が並ぶことはないそうです。

 

金色の札の貼ってある木材を競り落とすと初市ではご祝儀がもらえるそうです。

恥ずかしながら工務店の社長をしている私でも木材市場は初めての経験でした。本当にテレビで見る魚の競りのように木を一本一本大きな掛け声の下、木材業者さんが競り落としていきます。

競りに参加している業者さんに聞くと今日はご祝儀相場で全体的に高値で取引をされているそうです。

 

同じ大きさで同じ樹種でも1本、1本値段が違うのでどこで判断しているか聞いたら 「節のあるなし、虫の入り具合、まっすぐか曲がっているかいろいろなことを考えて金額を決めている」と業者さんから教えてもらいました。

「あんたら素人にはわからへん」とも釘を刺されました。

良い木を適正価格で購入する、これらも勉強させていただきます。

 

 

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