スタッフブログ
9.122016
篠山市本郷『松隣寺口』バス停建築プロジェクト。
こんにちは(^^)
以前もお伝えしました通り、9月1日から9月9日まで
神戸市西区の神戸芸術工科大学の環境デザイン学科と
その大学教授である川北先生と懇意にされている
ドイツの大学で建築デザインを学んでいる学生さんや教授および助手の皆さんが
当社社長の家に泊まり込みの合宿形式でバス停を建築しました。
大学生の建築デザイン及び建築技術の学習であるとともに
だんだんと過疎化する地域にバス停を新しく建築し
地域の人に使ってもらう事と地域のシンボル的な建物としてここを通る人へのアピールなど
様々な思いを込めて今回のバス停建築をしました。
以下、作業中の写真など載せておきます。(たくさんあります…)
完成予想図
大工指導は当社元社長の中井章博。
6日間はほぼ作業場での作業ですが同時進行で現場では社長が解体と基礎コンクリート打ちをしました。
台形に成形する作業、彼は毎日この担当をして手のひらにタコが出来ていました。痛いーと(^_^;)
ドイツ人学生は女性7人、男性3人。女の子も一生懸命頑張っていました。
左は環境デザイン学科の神戸芸工大生であり留学経験者でもあるため通訳としても頑張ってくれた女の子。
芸工大の男の子も頑張りました。
中井章博の気遣い…大けがさせるわけにはいきませんからね。
日本人もドイツ人も一緒に。ここには写っていませんが中国人留学生もいました。みんなで協力して作業中。
別々に作っていたパーツをつないで円形に「ちゃんとはまってくれー」とみんなに緊張が走りました。
うまくはまった瞬間、みんなから拍手が起きました(^^)
カタチが見えてくると疲れてだんだんと失われていたやる気が復活しました。
9月8日、ついに現地に移動しての組立作業です。
クレーンで吊り下げての作業、危険な作業なので当社の大工、衣笠くんの参上です。
身軽に動きます。2年目ですが入社したてよりはるかに「大工」らしくなりました。たくましいです!
社長も頑張ってます!
なんとかカタチになりみんなで記念写真。↓この写真が9月9日の新聞に載りました(神戸・毎日・丹波新聞)
読売新聞はこちらの写真↓
最終日はほとんどのみんなは9時のバスで帰りましたが、3人だけ最後までやりたいとバスで出発するギリギリまで作業してくれました。
おやじ(みんなにこう呼ばれていた中井章博会長)も最終日まで必死に頑張ります。
なんやかんやと慌ただしい9日間でしたが
終わってみればあっという間でドイツまで帰るのかと思うと
別れが寂しくて久々に胸がキューとなりました。
みんなの目に日本は、篠山は、中井工務店は、どう映ったかな…
良い思い出になっていると嬉しいです。
今日は大工の徳島篤くんがプロの技術で仕上げの作業をしてくれています。
とうですか?完成予想図どおりでしょ
松隣寺口(しょうりんじぐち)バス停の「SHO」をデザインしています。
もともとのデザインは↑こちらでしたが、「S」と「O」を表現するならカーブがついていた方が良いでしょー
という設計も建築もできない私たちからのブーイングにより改良しました?させられました?(笑)
地元の自治会長さんも「とてもおしゃれなデザイン。地域の名物になって見に来る人も出てくるといいですね」
と語ってくださいました。
新聞を見た方なのか早速車を止めて見たり、写真を撮る方の姿も…
今年の一大プロジェクトの実習編はとりあえず無事終了しました!
携わってくれたすべての方々
(観光案内をしてくださった篠山市の方々、陶芸教室を指導してくださった市野勝磯先生、座禅体験をさせて頂いた松隣寺の高辻住職などなど皆様方)
本当にありがとうございました。
本当にお疲れ様でした!!
追記
中井前社長と徳島君の笑顔のなごみ写真が篠山市のホームページに掲載されてました(^^)
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