1.202018
林業の勉強3
昨日は篠山市森林組合さんが自治会の山の今後の活動方針の説明に来てくれました。
私も会員の一人として参加してきました。
基本的には間伐に入るための了解を得たいとの趣旨だったと思います。ただ間伐には切り捨て間伐(切った木をそのまま山に置いておく)と搬出間伐(切った木を山から出して市場等で売りお金を地元の山主に還元する)があることを知りました。
担当者が言われるには通常の植林は1坪当たり1本の植樹をするが篠山の植林はそれよりも多くなっているので細目に間伐をしないと日光が届かないので木も大きく育たず下草も生えないために災害にも弱くなっているとの事でした。
あと森林組合、自治会共に問題となっているのが所有者の権利問題でした。山の土地は財産なので法務局で登記がされているのですがかなり古い登記もありかなり以前に亡くなった方の名義のままになっているものも多数ありました。
今現存している人に所有権を移す作業だけでも結構なお金がかかると思います。また昔の人は目印になる木や川、岩で境界を確認していたみたいですが今残っている人では境界不明確なところも多く境界確定にも時間が掛かりそうです。
森林組合の担当者の方は「皆さんがもっと山に関心を持っていただけるよう、山に登っていただけるよう協力させていただきます。」と言っておられました。
私は今の生活(家庭と会社を守ること)で精一杯で地域の山の管理まで手が行き届きませんが少しでも何かできないか考えてみます。
この記事へのコメントはありません。