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4.112012
最近読んだ面白かった本。
こんにちわ(^o^)
今日はあいにくの雨降りですね。こんな日は家で読書といきたいものです。
私が最近読んだ本で(私が)面白かったものを(勝手に)三冊ご紹介致します。
まずはスポーツ季刊雑誌『NUMBER DO(ナンバードゥ)』
先月発売されていたもので、高橋尚子さんと柏原くんの表紙に惹かれて即買いました!
この二人の対談も面白かったですし、藤原新さんの記事や川内優輝さんのあの倒れるまで走ってしまう幼いころからの秘話なんかが載っていてとても興味深かったです。中でも今年のお正月の箱根駅伝にもスポットを当てていて優勝した東洋大学の前日になって選手交代を告げられ、4年生ながら走れなくなってしまった川上くんと、【元日の昼過ぎに4区予定の早稲田大学長距離ブロック長三田裕介(4年)が「この重圧には耐えられません」と戦意喪失を告白し、直前に出場辞退したことも大きく響いた。】とまるで逃げたようにスポーツ新聞に書かれてしまった三田くんがずっと可哀想だなぁと気になっていたので、この二人のインタビューが読めたのが良かったです。
二冊目は『森に眠る魚』角田光代さんの作品です。
私は角田光代さんが好きなので、ほとんどの作品は読んでいるのですが、この本はなかなか読めずにいました。というのもこの本、実際にあったママ友(子ども同士が学校が一緒、習い事が一緒などによるお母さん同士のお友達)内のトラブルで起きた殺人事件をモデルにしていると聞いていたので、現実にママ友というお付き合いのある私には少し重たい話かなと思って、元気な時に読まねば!と思っていたからです。(あ、私はママ友トラブルも悩みもありませんよ 笑)案の定、途中からはホラーみたいな話でしたが、やっぱり角田さんの人間の本性を書く力はすごいなーと感心しました。主な登場人物は5人の主婦ですが、子育て中のママさんならどなたかには共感すると思います。
最後は『三匹のおっさん』有川浩さんの作品です。
別冊文藝春秋に2008年から連載されていたお話で、新書は少し前に出ていましたが先月文庫になったので購入。(新書はハードカバーで1680円、文庫なら730円 ケチです ハハハ)これは何と言っても「痛快!」という言葉がハマる楽しいお話です。テレビドラマになりそうなコメディタッチで次々に出てくる問題を還暦過ぎの『おっさん』たちが解決してくれます。有川さんも『阪急電車』で有名になられましたが、人間観察力がすごいですね。おっさん世代からおばちゃん、嫁、思春期の孫の世代の本音まで軽快に描かれています。先月このお話の続編となる『三匹のおっさん ふたたび』が新書発刊されたので買ってみようかなー、いやまた文庫になるまで待つかな。軽いタッチのお話です。
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