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6.12013
住宅ローン 金利上昇。
こんにちわ(^o^)丿
一昨日、昨日で新聞各社が大手銀行の住宅ローンの金利上昇を伝えています。
以下【】内、新聞より抜粋。
【三菱東京UFJ、みずほ、三井住友など大手銀行各行が6月の住宅ローン金利を引き上げることが分かった。
引き上げは5月に続き2か月連続。長期金利の上昇に合わせるためで、最も優遇する条件の場合、10年物(固定型)で0・2%引き上げて年1・6%とする方向だ。
長期金利の代表的な指標となる新発10年物国債の流通利回りは4月末で0・6%だったが、23日に一時、1%まで上昇し、最近も0・9%台で推移している。りそな銀行も10年固定型を0・2%引き上げて年1・6%とし、5月は据え置いた三井住友信託銀行は0・3%引き上げ、年1・45%とする。
住宅ローン金利の水準自体は2000年以降でみてもなお低水準にある。ただ、日本銀行は4月に導入した「量的・質的金融緩和」で長期金利を引き下げ、個人が住宅ローンを借りやすくすることを狙っており、実際の金利の動きは狙いと異なる結果となっている。】
4月に金融緩和の話題が出た時に、住宅ローン金利の上昇が近々あるはず、とテレビで経済ジャーナリストは言っていましたが、いよいよ現実になってきましたね。
現在は新築住宅を建築する場合、多くの人が銀行の住宅ローンを組まれます。住宅建築はは人生で一番大きい買い物と言ってもいい大事な決断のいることです。お金の事もしっかりと考えておかないといけません。
今、言われている住宅ローン0.2%上昇はどれぐらい支払に変化があるのでしょうか。
簡単に出来る、ある銀行の試算シュミレーションで出してみました。
例)
■借入金額:2500万円
■35年返済
■ボーナス払い併用の場合こうなります。
【金利1.6%】
・月々返済額:62,221円
・ボーナス月返済額:155,784円
・年間支払い額:933,778円
・35年間の支払額合計:32,682,230円
【金利1.8%】
・月々返済額:64,218円
・ボーナス月返済額:160,804円
・年間支払い額:963,788円
・35年間の支払額合計:33,732,580円
※35年間の支払額合計は、金利が35年間固定の場合の金額です。
途中で金利の変更・変動があった場合は
上記の計算結果とは異なります。
↓
【1.6%と1.8%の比較結果】
・1年間の支払額の差:30,010円
・35年間の支払額の差:1,050,350円
と、なります。0.2%の違いで総額100万円以上の差が出ました。
これは35年固定で金利が1%台だった時の例ですが、仮に3%台として計算すると、
【金利3.0%】
・月々返済額:76,970円
・ボーナス月返済額:192,831円
・年間支払い額:1,155,362円
・35年間の支払額合計:40,437,670円
【金利3.2%】
・月々返済額:79,219円
・ボーナス時加算金額:198,477円
・年間支払い額:1,189,144円
・35年間の支払額合計:41,620,040円
※35年間の支払額合計は、金利が35年間固定の場合の金額です。
途中で金利の変更・変動があった場合は
上記の計算結果とは異なります。
↓
【3.0%と3.2%の比較結果】
・1年間の支払額の差:33,782円
・35年間の支払額の差:1,182,370円
ということで、こちらは総額の110万円以上の差が出ました。※ただし、これはあくまで簡単なシュミレーションで銀行や金融商品によって変わりますし、お客様の収入等によってもお受けできるローンは変わってきます。
返済額の差もさることながら、35年間の総支払額にびっくりされた方もいるのではないでしょうか。
金利1.6%の場合2500万円借りて、返済には約3270万円かかるのです。
金利3.2%の場合なんて2500万円の返済に総額約4160万円もかかるのです。
2500万円以上出た分は全て銀行に支払う利息です。
これが、頭金を少しでも入れましょう!貯蓄に余裕が出来たら繰り上げ返済しましょう!と経済ジャーナリストがいう理由です。銀行から借りる分が減れば、もちろん支払う利息も減りますから。また頭金を入れておくと返済期間も少ない年数でいけるようになりますから将来設計も立てやすいと思います。
ただ、個人それぞれ状況が違いますから、変動金利にする、固定金利にする、頭金を入れる等のやり方、考え方は色々あります。ローン残高がそれなりにある方が住宅ローン減税の恩恵を受けれる。そうは言ってもまだまだ低金利なので無理して節約して貯蓄するよりも良い。と考える方もあるでしょうから、それぞれの家庭でじっくり相談し合って結論を出す事が良いと思います。
でも実際に私が住宅ローンを組んだ時は建築費用の1/3は頭金で入れました。恥を忍んで申しますと結婚当初は1万円以下のポロアパートで節約料理を作り、ぜいたく品は買わず、せっせと節約をしました。それでも若い新婚だったので幸せいっぱいで苦にはならなかったなぁー。若いって素晴らしいわ(笑)住宅建築後、紆余曲折!?ありましたが、結果的に住宅ローンの返済額がが少ない事でその後の生活はとても助かっています。
すみません、これは脅してるわけではなく、現実によく考えてみようと思って書いてみたものです。35年は長いです。人生何が起こるかわかりません。子供が増える、子供の教育費、仕事を辞める、転職する、転勤になる、親と同居する…明日の事だって誰にもわかりませんから、家を建ててから支払に苦しむという事にならないように、自分たちに合った住宅ローン、返済方法で幸せに暮らして欲しいです(^O^)
長くなりましたが、ちなみに私が借りた住宅ローンは『兵庫県県産木材住宅ローン』です。
県産木材の使用量が50%以上から受けられます。50%以上60%未満で1500万円以内の融資可能。60%以上で2000万円内の融資可能です。
平成25年度は返済期間25年以内で、利率1.1%です。
県産木材を使って、もちろん設計・施工㈱中井工務店で建築してもらいました!住宅ローンから設計・建築までどうぞお気軽にご相談下さいませ。
木の住まい、10年たった今でも快適です(*^^)
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