三田市大川瀬 観音寺 新築工事

 

三田市大川瀬の観音寺様の新築工事が始まりました。
事務所にて木材検査を行いました。丸柱、地棟、繋梁、丸桁(ガギョウと呼びます)、野桁などを役員さんに見ていただきました。


倉庫の壁面を使って、原寸図を書きます。
原寸図とは実際につくる建物と同じ寸法を図面にしたものです。

基準墨を打って、まずは向拝(ごうはい)から。向拝(ごうはい)のてりを玉鎖で確かめている様子です。
カテナリー曲線と言うそうで、この落ちの寸法を決める所が設計の腕の見せどころだそうです。

梁丸太の加工で墨付けをしていきます。

梁間が芯々8865mmあり、地棟の場所で梁丸太2本を台持ち継ぎという継手でつなぎ合わせます。
この梁丸太には垂木掛けや束の加工も必要で、とても根気のいる作業です。


こちらが台持ち継ぎで完成した1本目の梁丸太です。



解体工事が始まりました。



基礎工事が始まりました。

刻みの作業も進んでいます。

擁壁の型枠工事と浄化槽の掘削工事


コンクリート打設の準備をしています。


客殿の基礎工事が始まりました。




基礎工事のコンクリート打設・レベルポイントです。

レベラーをしています。

本社作業場での刻み加工です。










現地では、本堂基礎工事のすみ出しを行っています。









本堂の基礎工事:ベースコンクリート










現場には足場ができ始めました。


客殿土台伏せ


木鼻:柱を支える頭貫などの水平材が柱から突き出した部分のこと。
元々は柱を貫通させ直接加工していましたが、江戸時代以降、木鼻は装飾部位としての意味合いが強くなり、
複雑な彫刻や大型化していき、職人としての技が競われる部位になったそうです。
木鼻には獅子や象、麒麟、獏などがあるそうです。


上棟を行いました。




屋根工事始まりました。







本堂の上棟を行いました。



1日でここまで進みました。
















桔木(はねぎ)を入れます。
通常は垂木で軒先を支えますが、お寺のように深い屋根の場合は重過ぎて垂れてしまうので、桔木を入れ天秤のように軒先を支えます。






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