M様邸新築工事(篠山市)

まずは、玄関ドアの縦格子からやさしく光がさしこむ玄関です。

この玄関ドアは電子錠式で鍵を差し込まなくてもボタン一つで開け閉めできるものです。

車のドアは電子キーが当たり前になってきましたが、玄関ドアもキーレス化が進んできています。

荷物を持ったままでも、ポケットに鍵を入れたままでも、ボタンを押すだけで開錠できて便利です。

土間はモルタル仕上げ、タイルなどの既製品の土間よりも左官屋さんの手仕事が残る仕上がりに温かみを感じます。

 

小さな小窓を一つ付けました。

開口部(サッシ)の配置は慎重に設計している部分の一つです。

必要なところに必要な大きさの開口部だけを開けるように心がけています。

この玄関の小窓もホールに立った目線から外の低木が見える位置を検討しました。

窓の外にドウダンツツジが植わっています。

秋には白く仕上げた塀を背景に紅葉した真っ赤なツツジが引き立ちます。

間取りを検討するときは建物の事だけでなく、外構工事も一緒にご提案しています。

設計段階から庭の事を考えておかないと外部とうまくつながらず、取って付けたかのようなチグハグな外観になってしまいます。

窓から何を見て生活してもらうのかを考えています。

 

玄関の奥には土間収納があります。

下駄箱も作らせていただきました。

建具と家具の材料を合わせることで家全体の統一感が出せます。

手が触れる部分はウォールナット、面材はタモの木ですべて統一しています。

   

玄関の近くにトイレを配置しました。

お施主様に選んでいただいた無垢材のカウンターです。

   

壁に張っているのはエコカラットという消臭・吸湿効果の高いタイルです。

トイレや洗面所への採用率高いです。

床は無垢板を採用いただきました。

トイレなど水周りはクッションフロアを張ることも多いのですが、

各部屋のつながりや統一感を大切にされるお客様は、水周りも無垢板を採用いただいています。

その場合は床に艶消しのウレタン塗装などで防水処理をします。

   

カウンター下はトイレットペーパーなどの収納になっています。

M様に気に入って頂けたのがこのタオル掛け。

真鍮のタオル掛けです。

     

つづいて台所。

程よく手元が隠せるカウンター付き対面式のキッチン。

食器棚は大工さんに作ってもらいました。

キッチン向かい側のカウンター収納も大工さんによる造作収納。

お手持ちの小物に合わせて相談しながらオリジナル収納を作れるのが大工さんによる造作家具の魅力です。

もちろん寸法も間取りにきっちり収まりますし、材料も統一できます。

外構や家具も含めて全体をコーディネートさせて頂けたことがM様邸の一番の成功ポイントだったように思います。

   

低く抑えた天井高さと無垢の床板に塗り壁。

とても落ち着いた空間に仕上がっています。

天井高さは2m20㎝。

一般的な天井高さより20㎝程低いダイニングキッチンスペース。

落ち着き感がうまれ、高さを控えることで奥行き感がでます。

天井が低いという事は建物自体の高さも低く抑えられますので、階段を1段少なくできたり、緩い勾配の階段で登れます。

吹き抜けなどを通して2階とのつながりも近くなり、家族のつながりがうまれます。

天井高さは建物の外観にも影響してきます、低く抑えた外観はどっしりと安定感があり、横のラインを強調できるので建物のプロポーションも綺麗です。

冷暖房の効きも良くなりますし、照明やエアコンのメンテナンスもしやすい、など天井が低いという事は意外にメリット多いです。

当然ですが、住み始めは低く感じてしまうと思います、ですが、天井高さはそのうち慣れます。(慣れるはず。。)

ただ、窮屈に感じないような工夫はしています。

その一つが吹き抜けです。

天井は高いのもいいですが、低いのもまたいいです。

大切なのは空間のメリハリです。

高い位置の窓から部屋の奥まで光を届けます。

上の写真2枚はリビングのソファーからの眺めです。

ソファーでくつろいでいる時に、表通りの人と目が合わない高さを検討した塀で目隠しをしています。

こちらがそのソファー。

既製品のソファーではなく、部屋の大きさに合わせて制作させていただきました。

買ってきた既製品のソファーはどうしても隙間ができてしまい、ほこりがたまったり、掃除機がかけずらかったり。。

サイズぴったりの造作ソファーなら、そんな煩わしさもありません。

コーヒーを飲みながらくつろいでいただけるように肘掛テーブルと充電用にコンセントをつけました。

ソファーでくつろぎながら四季の移り変わりを感じて頂けるよう、正面に植栽を植えています。

そよ風で枝葉が揺らぐように枝ぶりの細いもの、

水遣りなど管理がしやすいもの、

大がかりな剪定の必要がなく、ほっておいても自然と樹形が整うもの、

を選んで植えてもらいます。

建物の南側には、リビングダイニングからつながるように大きめのウッドデッキを採用いただきました。

外と内のつながりを大切に設計しています。

昔の家の縁側のような外なのか内なのか、、曖昧な空間。

目隠しの塀を立てていますので、休日のデッキスペースでの食事も人目が気になりません。

大きな庇がウッドデッキを照り付ける真夏の太陽光を遮断してくれます。

大きな庇のおかげで少々の雨でも大丈夫、リビングの一部として活躍してくれそうです。

建物の性能に対して意識の高いM様から、ハニカムスクリーンのご希望がありました。

ハニカムスクリーンとはカーテンやブラインドの様に窓につけるスクリーンで、構造が蜂の巣(ハニカム)構造になっています。

このハニカム構造の中に空気を閉じ込めることで熱が逃げにくくなります。

空気は動かなければとても高性能な断熱材なんです。

窓のガラスは断熱ペアガラスですが、壁の中に入っている断熱材にはかないません。

窓は家の中で一番熱の出入りが多い部分です。

窓からの熱の出入りを少なくすることがダイレクトに省エネつながります。

カーテンと違い上下に動くので、少し降ろして視線だけを隠すという使い方もできます。

スクリーンを通る光もきれいで、落ち着いた雰囲気を作ってくれます。

光を通すタイプや通さない遮光タイプ、そのMIXなど色々な生地がありますので、省エネに関心の高い方はぜひご相談ください。

カーテンは閉めている時も開けている時もとても存在感があり、重たい空間になりがちですが、

このスクリーンなら、開けている時も存在感なくすっきり収まるのでお勧めです。

照明計画も、いつも時間をかけて計画している部分です。

気を付けていることは、

照明の高さを下げる。

必要な所に必要な明かりをおとす。

一室一灯照明ではなく多灯分散照明にする。

部屋全体的に明るくしすぎない。

リビングダイニングになるべくダウンライトをつかわない。

など、いろいろあります。

ライトアップされた植栽を室内から眺めるようにする場合などは特に照明計画はむずかしく。

室内の照明がガラスに映ると外が見えにくくなるので気をつかいます。

植栽はスポットライトで下から照らし上げるのではなく、月明かりをイメージして上から照らしています。

本物の木のぬくもりのある素敵なリビングになりました。

次回は2階の各部屋をご紹介します。

解体工事

地鎮祭を行いました。

基礎工事が終わり土台伏せを行いました。

土台伏せとは基礎コンクリートの上に横になっている木(土台)を

基礎の時に埋め込んだアンカーボルトで固定していく(伏せる)作業です。

基礎コンクリートと土台(木)の間に少し見えている黒いものは

基礎パッキンというもので床下の通気として使用しているものです。

今週、上棟の予定です。いよいよ建物の形になっていきます。

12月21日 上棟

施主様が建築ブログを書いてくださっています。

天井ボード貼り作業が完了しました。

床張りが進んでいます。

桜の床材を採用していただきました。

足場はずしました。

全体の完成像が見えてきました。

内部の大工工事はほぼ完了しました。

外構工事にかかっています。

駐車場のコンクリート打ちをしています。

植栽工事も始まりました。緑が入り、M様邸に命が吹きこまれました。

建物と植栽を同時に設計させていただいておりますので、相乗効果も楽しみにしてください。

4月14日(土)・15日(日)完成見学会を開催します【予約制】

お申込み・お問い合わせは本社079-592-0266(月~土8時~17時)まで。

お施主様ブログ継続して書いていただいています!

       

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