日本の建築就業者の減少。大工技術の伝承。

こんにちわ(^o^)丿
最近テレビで公共工事の入札で不調(入札辞退、落札者無しの為、工事業者が決まらない事)が続いているというニュースをよく見ます。
昨日のNHKのニュースウォッチ9を見ていてもこのニュースをしていました。
不調に終わる原因としては資材の高騰と人材不足が大きいそうです。
中でも人材不足は深刻で、消費増税による駆け込み需要で多忙の為、人材が不足していることもあるようですが、一番は建築業に就く若者が激減しているとのこと。少子化が進んでいるので高齢化が進んでいるのはどの業種も同じなのですが、特に建築業はその現象が顕著に表れているということです。
国土交通省の発表している資料によると建築就業者の55歳以上の割合は約33%、対して29歳以下の割合は12%以下なのだそうです。さらに24歳以下の入職者は平成4年には25万人いたのに対し平成21年には5.2万人と激減しています。
いまやパソコン一つで何でもできてしまう時代。私だってお店に行かないでネットショッピングや窓口に出向かないでネット申請したりします。そうしたこともあり厳しい環境の現場で汗水たらして労働すると言うのは魅力に感じないのかもしれませんね。
また安定志向の若者が建築業を敬遠する原因として、給料が安い、社会保険がない、厚生年金に入れない、有給休暇がないものと考えていることがあるようです。
当社はこれまでにたくさんの若者が入社し、社員大工として若手大工の人材育成に励んできました。
当社の社員大工は健康保険も厚生年金も雇用保険も加入しています。有給休暇もあり消化率も良くなるべく社員が働きやすい環境作りに努めています。また先代社長(現会長)は後世に大工技術を伝承する若手大工の人材育成には力を入れておりましたので、二級建築士の資格取得や大工技能士の資格取得には専門学校への学費を負担し全ての若手社員大工が通い資格取得しています。
私は小さい頃から父の大工としての姿、工務店経営者としての姿を見て育っていますので『大工ってかっこいい!!』『汗して働く職人さんて素敵!!』と思い尊敬して過ごしてきたので、若者の建築業離れの話は本当に悲しいです。
今、当社の作業場でベテラン大工さんと若手大工さんがお寺の大仏殿建築の作業をしています。
いわゆる「宮大工」と呼ばれるような技術のいる仕事です。
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のみやかんな等の道具を使い手作業での作業です。現代の大工さんは工場から運ばれてきたものを組み立てるだけの様な人もたくさんで、実際に墨つけをしたり自分でホゾをほったり出来ない人も多くいます。
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この様な技術を若手大工にも伝承しています。
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どうです!働く男の横顔かっこいいでしょ(^O^)!!
奥さん方、見に来て下さい!惚れ直しますよ(笑)
年末に社員に書いてもらったアンケートに、この仕事の好きなところは??との問いに、
「イメージがカタチになるところ」「人との繋がりができるところ」「やりがいのある仕事」などなど
書いてありました。
一人前に育った若者がまた次の世代の若者を育ててくれるように頑張って欲しいです。

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